男性にとって大きな問題のひとつが、男性自身、いわゆるペニスについてでしょう。
過去から現在まで男性の象徴については様々な悩みがあるとされており、それは精神的プライドによるものから実際の身体的なものまでさまざまです。
そのようなペニスの悩みや疑問などは、できるだけ早期に解決してしまう方が良いです。
特に代表的な包茎に関しては、自分自身では解決することができない場合も多くあるため、医者にかかるなど第三者の介入を恐れないようにすることがとても大切です。
恥ずかしさや恐さもあるでしょうけれども、悩みを抱え続けるリスクの方が負荷が大きいのは確かと言えます。
代表的な悩みである包茎
男性のペニスの悩みで最も多いのは包茎とされています。
特に日本人は包茎が多く、それ故に悩んでいる人口の割合が欧米と比べても高いのが現状です。
包茎とは、ペニスの先の亀頭が包皮につつまれていて、包皮を引っ張っても亀頭が出てこない状況をさします。
思春期を迎えると、亀頭は大きくなり包皮の入り口が広がって自然と剥けていくというのが通常のケースです。
一方で、かなりの割合の人が思春期を過ぎてもペニスが包皮に包まれている包茎の状態のままであることも、また事実でしょう。
完全に露出する状態になるということは、亀頭部分が環状溝まで完全に、そして簡単に露出でき、その後包皮の中に元通り亀頭部分を収納できる場合もあります。
これを仮性包茎と呼び、実際は完全に剥けるけれども通常のときには包皮に包まれている状態を指します。
この場合は本人も特別気にせずに日常を送ることができ、特に女性との関係の際にも気後れすることなく自信にもつながっているでしょう。
一方で、思春期を過ぎてかなり経っても亀頭部分が完全に包皮に包まれており、自分で剥こうとしても露出させることができない状態のペニスを包茎と呼びます。
一方でその包茎にもいくつか種類があるのが特徴です。
包茎の種類とその考え方について
包茎にはいくつか種類があります。
包皮を手で引っ張っても露出せず、まったく露出させられない状態を真性包茎と呼んでいます。
生まれたばかりの赤ちゃんから思春期前に至るまではほぼ全員がこの状態ですが、思春期を過ぎても真性包茎のままの人もいるでしょう。
真性包茎の場合亀頭と包皮の間の部分は垢がたまりやすく、そのままにしておくと臭ってきたり、炎症や痛みおよびかゆみの原因につながります。
大人になっても真性包茎のままだった場合、泌尿器科に相談するのが最も効率の良い改善方法になるでしょう。
必ずしも手術の必要はありませんが、不衛生な状態が続いているとペニスにも良くありませんので、決断したら手術を受けるというのもひとつの手段です。
保険適用がされるので、金額的な負担は他の手術と変わりません。
次に普段は包皮の中にあって、自分で露出させることができるのを仮性包茎があります。
これは病気や治療が必要な状態ではなく、特段問題ない状態でしょう。
ただ、お風呂などで定期的にしっかり洗うことが大切です。
雑誌やインターネットなどで包茎についてのネガティブな提示がされていることもありますが、それらは手術で儲けようとする場合がほとんどなので気にしないようにしましょう。
ペニスが大きいか小さいかの悩み
包茎は実際的な悩みですが、ペニスが大きいか小さいかというのは精神的な悩みになります。
このペニスに自信がもてないことが、男性としての自信のなさや恋愛関係が奥手になってしまうケースも少なくありません。
非科学的ですが、男女の関係というのは感情で動くのもであるため、どうしてもそういった精神的な部分が拡張されて反映される傾向があります。
ペニスの大きさや形、色から曲がり具合といったものまですべて人それぞれであるにもかかわらず、メディアや雑誌などで「理想」とされるモデルが提示されることで比較してしまうこともあるでしょう。
ただ、男女恋愛というのはペニスの大きさや胸の大きさだけで片づけられるものではなく、むしろそういった外的要因からくっついた結果、人としての波長が合わずに結局破局してしまうことが多いとされています。
また、日常生活における満足度はペニスの大きさによって決まるわけではありません。
相手とどのようなことがお互いに心地よいと感じられるのか、寄り添い合って考えられる関係こそパートナーに相応しいと言えるでしょう。
ただ、肥満故にペニスが隠れてしまって悩んでいるケースの人は、まず標準体型に戻るよう心掛けましょう。
まとめ
ペニスは男性の象徴であり悩みのものであるゆえに、さまざまな問題が巷で取り上げられています。
もちろん真性包茎のように、放っておくと健康にも影響を与えてしまうかもしれない状況を改善していこうとするのは非常に良いことです。
一方で、大きさや形などで悩んでいても、機械のように簡単に変えられるものではないうえに、怪しいサプリなど容易な方法で無理やり変えようとしても逆効果になる可能性が高いでしょう。
疑問や悩みを一歩引いた立ち位置で考えいくことが大切で、お医者さんで解決できることなら利用すれば良く、解決が難しい精神的な悩みも多角的な物の見方が大切になります。